現在サラリーマンとして働いている方で、将来独立起業を目指そうとしている方に向けていくつか僕なりの考え方を示してきました。
参考:脱サラ成功を目指すサラリーマンが変えるべきパラダイム
参考:脱サラ失敗を避ける為に抑えておきたい3つのポイント
これらのエントリーではあくまでも働き方や労働に対する考え方を中心に書いてきたのですが、そもそもいつでも働けるという前提自体を考えなおす必要があると思っています。
病気で働けなかった時期の不安
実は僕も一時期、ある病気によって半年間ほど働けなかった時期がありました。
一人暮らしの社会人であれば働けないことがどれだけ安定した生活を脅かすかは容易に想像できるかと思います。
当時まだ貯金もなく、手元にあるお金はほとんどビジネスへの投資に回していたので、いつ生活が破綻するか分からない状況でした。
元々あまり悩んだり不安にならない僕ですが、さすがに現実を直視するとマズい状況であることは明らかで、不安になることもありました。
その時に痛感したのが、健康に対してもっと真摯に向き合う必要性であり、予防医療の重要性でした。
脱サラ直後に体を壊したらオワリ
今の時代はとても恵まれていて、長く稼ぎ続けてくれるアフィリエイトサイトやメルマガのステップメールによる収益システムを構築してしまえば、不労所得の構築も不可能ではない時代です。
しかしまだ収益基盤ができていない状況で体を壊してしまうと、それが脱サラ後であれば生活は破綻してしまいます。
僕が病気で働けなくなったのも脱サラ後、且つまだネットビジネスで十分な収入を確保できていない状況だったのでとても苦しい状況になったものです。
そしてこれは何も「収益基盤が出来てしまえば体を壊しても良い」という話ではなくて、理想の人生を送るため、高いQOLを実現する為にはたとえどれだけ稼げるようになったとしても健康というテーマとは向き合い続ける必要があるわけです。
健康か不健康かの2つではない未来
健康診断を受けて「健康です」と言われると安心しきってしまう方が少なくないのですが、近い将来には健康にもレベル分けが行われるでしょう。
不健康はもちろん、健康の中でも上中下といった段階が出来ると想像しています。
まだ病気ではないけど(健康診断で引っかからないけど)不健康に近い下の健康、可も不可もない中の健康、積極的に健康的な生活を送っている上の健康。
特に高齢化社会が世界的にも進んでいく日本では医療費の高騰と同時に予防医療が大事という流れになってくるので(製薬会社あたりは必死に抵抗するでしょうけど)、今のうちから健康な体を手に入れるために出来ることを各々が考えて行動する必要があるんだと思います。
予防医療という点で、近年注目を浴びている遺伝子の解析によって自分がかかりやすい病気を事前に知るといった取り組みや、体に悪い化学物質を極力摂取しないように品定めするといったことが、将来の自分の体に大きな影響を与えるのは間違いないですし、日本国内だけでなく世界の基準を知ることでより安全な生き方を選択することが出来るでしょう。
日本では当たり前のように流通しているモノが、実は海外では危険であり使用禁止となっているモノもありますので、今更グローバリゼーションを叫ぶまでもなく、日本国内の情報に囚われることなく俯瞰して判断できるようになりたいですね。