ネットショッピングやSNS、ブログ運営など、WEBサービスを使っていると必然的に多くのパスワードを管理しなければいけなくなってしまい苦労している方も多いのではないでしょうか?かと言って共通パスワードを使いまわしているとセキュリティ上のリスクが高いので絶対に避けたいところ。
そこで今回はそんな煩わしいパスワード管理に重宝する「LastPass」というツールをご紹介します。僕はGoogle Chromeのアドオンとして使用していますが、他にも基本的なブラウザには全て対応しています。
覚えるのはLastPassのマスターパスワードのみ
LastPassを使うと全てのサイトに対応したIDとパスワードはクラウド上に保存されるので、自分で覚えておくべきパスワードはLastPassのアカウントを管理するマスターパスワードのみ。1つだけなら複雑なパスワードを設定しても覚えられますよね?
インターネットを利用する方はみんな多くのログイン情報を管理する必要があるでしょうし、僕のようにネットビジネスを展開していると膨大な量になってしまいます。
だからと言って共通のログイン情報、例えば同じメールアドレスとパスワードを使い回していると1つの情報が漏れた時点でアウト。裏でリスト販売している企業もいるぐらいなのでログイン情報の使い回しは絶対に危険です。
LastPassが重宝するワケ
LastPassは記録したログイン情報をサイトへアクセスした際に自動的に入力される為(又は自動ログイン設定も可能)毎回のログイン情報入力の手間が省けます。同じサイトで複数のログイン情報を管理することもできるので、複数のTwitterアカウントを使い分ける場合などにとても便利ですね。
またクラウド上で管理するため、例えばデスクトップPCとノートPCのどちらからアクセスしてもしっかりとパスワード情報が同期されているので外出先でも自由に各種アカウントへアクセスすることができます。
LastPassのセキュリティ
とても便利なLastPassですが、クラウド上にログイン情報を保存することが怖いという方もいらっしゃるかと思います。僕は以前企業向けにGoogleが提供するGoogleAppsというクラウドサービスを提案していた時期があるのですが、企業担当者もデータを外部に置くことに抵抗があるという方がとても多かったのを覚えています。
そしてそんな時に僕が問いかけていたのが、
「あなたはGoogle以上のセキュリティレベルを保てるのか?」
ということでした。
心情的な不安はもちろん分かるのですが、企業が大規模な投資をして管理しているセキュリティと自分が用意できる環境を比べると前者の方が安全ではないか?というのが僕の考え方なのです。
パスワード管理でお悩みであれば一度試してみてはいかがでしょうか?