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収益発生型SNS「tsu」

収益発生型SNSの「tsu」(スー)に飛びついてはいけない理由

著者: 大和正直

数ヶ月前からネット界隈で話題を集めている「tsu」(スー)が順調にユーザー数を伸ばしているようですね。

そこで「tsu」って何?という方に向けて解説を・・・なんて記事は既に各所で出ているので割愛しますが、僕はこの「tsu」が長期的に人気を保つ媒体にならないと予想していますので、その理由についてお伝えしていきます。

 

「tsu」が稼げると聞いて飛びついたユーザーが機能するのか?

さて、”今のところ”順調に伸びているこの「tsu」ですが、結論から行ってしまうと僕は長くは流行らないと予想しています。

 

ユーザー数の伸び方こそもの凄いスピードで、かつアクティブユーザー数が多いことは一見とても人気が有り、活発なユーザーが多くて盛り上がっているSNSのように見えるわけですが、「tsu」に登録した方の大半は”tsuがどうやら稼げるらしい(なぜか良く分からないけど)”という方だと思います。

「tsu」で稼ぐ仕組みはSNS内に表示される広告なので、ブログ運営によるAdSense収入にSNSの爆発力を加えた形をイメージすれば良いわけですが、「CONTENTS IS KING」という鉄則から考えると登録ユーザーが有益なコンテンツやSNSでシェアされやすい興味深いコンテンツを創り続けることが収益化の前提となります。

 

果たして「tsuって稼げるらしいよ!」と聞いて飛びついたユーザーがコンテンツを創り続けるでしょうか?

また「tsu」の特徴の1つに紹介者の収益が紹介者にも分配される仕組みが有りまして、先の「tsu」で稼げると期待しているユーザー達は我先にと自分の紹介者を増やすことに必死な状況ですから、これは自分の紹介者が稼いでくれることを期待しているということに他なりません。

つまり「tsu」のユーザーの多くは紹介者を増やすことばかりに注力し、肝心のコンテンツ制作(シェアされる記事投稿)は他人任せとなっているのではないかと想像しております。

 

リストマーケティングを学んでいる人は「tsu」の広告収入で稼ごうなんて思わない

ネットビジネスの世界では新しいSNSが流行ると、そのSNSを利用して稼ぐ方法が広まるのはこれまでに何度も繰り返されてきた鉄板の流れです。

Twitter、Facebook、LINE・・・とどれも同じようにクローズアプされてきましたが、ネットビジネスの中でもリストマーケティングをしっかり学んでいる方はSNS上での収益化ではなく、そこからメルマガ読者を増やすことがもっとも効率良くビジネスで利益を上げられることを理解しています。

 

1クリック十数円程度の広告収入を得る為に膨大なアクセスを集めるよりも、メルマガ読者になってもらって本当に価値のある商品を紹介した方がよほど効率良く収益化できますし、そもそも長期的に稼ぐ仕組みを作る為に欠かせないリピートの概念から考えても後者の方が確実に優れた収益構造なのです。

 

「tsu」からリストを集めて稼ぎたいですか?

リストマーケティングの知識がある方ならリスト収集の場として「tsu」を活用することを想定しているでしょうし、それが定番のSNS活用法であることは否定しません。

 

しかしここで今一度考えておきたいのは「理想の顧客像」はどのようなものか?ということです。

果たして「tsu」ユーザーにあなたが描いた理想の顧客がどれだけいるのでしょうか。

僕が想像している「tsu」ユーザーの属性は(もちろんこれは想像によって私見たっぷりに書いているだけですが)、反射的にお小遣い稼ぎのネタに飛び付いた決して質が高いとは言えない属性ではないか、もしそうであれば深く長くお付き合いしたい属性とはかけ離れているのではないか、と考えてしまいます。

 

これが最新のリスト収集ノウハウです!と誇らしげに主張するスタンスの方はそれはそれで良いんですけど・・・無料クーポンを配った時だけ来店する乞食マインドを持った方を頑張って集めるほど僕はドM体質ではないのです。

 

ぶっちゃけ3ティア制なわけで

ネットビジネスでは見慣れた2ティア制(紹介者の成果に応じて紹介元にも一定のインセンティブが入る制度)をSNSで採用しているだけと言えばそれまで。

「tsu」の場合は紹介者の紹介者まで続くから3ティアになりますね。

情報業界最大手のインフォトップも、最近流行りの無料オファーを主催する各ASPも、大体2ティア制度を採用していますけど・・・ネットビジネス実践者なら2ティアによる収益化がスケールしないことは身を持って経験しているのではないでしょうか。

 

一方でネットビジネス業界を誤解して否定的な層が圧倒的に多い(残念な)現状では、一般的にこのような構造にも否定的だったような気がするのですがどうでしょう、「tsu」という身近なSNSで稼げるとあれば肯定的になってしまうのでしょうか。

いずれにしても現状では「tsu」で大きく稼げた事例が無い以上、「tsu」で稼ぎたい方が扇動してユーザーを増やしているだけでその実態はまだまだ未知数だというのが現状です。

 

「稼げる」が動機では続かない

教材通りに実践すれば稼げるビジネスでも稼げる方と稼げない方にはっきり分かれます。

その教材の内容にもよりますが、継続すれば間違いなく稼げるような教材で稼げない方はモチベーションが続かずに実践をやめてしまうからというのが最大の理由です。

 

これは簡単に稼げると思って始めてみると意外と簡単ではなかったと気付き、そもそもの動機が「稼げる」から始めた人にとっては、ちょっとした壁を乗り越えるだけのエネルギーがないのですぐに諦めてしまいます。

・・・なんだか「tsu」に飛びついている方達と同じように感じませんか?

 

 

と、「tsu」に対しては懐疑的な見解を書いてきましたが、単純に新しいサービスを楽しく利用する分には良いと思っています。

それにSNSで利益を分配する仕組み自体は斬新で、このようなスタートアップ企業のニュースは僕も楽しくウォッチしている立場なので期待しているのが正直なところ。

 

しかし少なくとも日本で「tsu」の広がり方が「稼げるSNS」というフックのみで拡散されているのは残念というか、このまま長期的に流行る流れにはとても思えないのです。

 

追記

このエントリーはネットビジネス界隈でみんながこぞってtsuに飛びつき、我先にと自分の子ユーザーを増やしておいしい思いをしようという動きが出ていた当時に書いたものです。

もし今tsuが大流行していたら的外れなエントリーになるところでしたが、結果的には僕の予想通りにtsuはすぐに消えていき、名前を聞くことも無くなり、当時煽っていた方たちも何も無かったかのように他の稼ぎ方を推奨していますね。

 

でも直感的に思ったことを書いていただけで、僕は時代の流れを先の方まで予測できるわけではなく、またネットビジネスで稼ぐだけであればそんなスキルは不要です。

むしろtsuの事例を見ても分かる通り、既に定着しているビジネスモデルの方が再現性の高い稼ぎ方なので、成功事例が出た後から効率良く取り組めば良いということが再認識できるケースでした。

 

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