今回は僕が普段メルマガを書く時に習慣化している書き方をシェアしたいと思います。
ネットビジネスで成果を出すために学ぶべき事や身に付けるべきスキルはたくさんありまして、今でこそこのスキルの重要性を理解しているものの、僕が当初ビジネスに取り組む際に優先度を低く落としていたスキルがコピーライティングスキルです。
なぜコピーライティングを学ぶことを後回しにしていたかと言うと、ネットビジネスに出会った当初にコピーライティングの話を聞いてもなんだかしっくり来なかったからです。
当時の僕はマーケティングやリストビルディングのような他のスキルと比べて掴みどころがないと感じていた訳ですが、そんな状況で文章を書いていた頃の僕が気を付けていた書き方についてお伝えしていきます。
読みづらい時点でアウト
コピーライティングを少しでも学んでいる方なら3つのNOTをご存知かと思います。
「NOT READ(読まない)」「NOT BELIEVE(信じない)」「NOT ACT(行動しない)」の3つですね。
その中でもメルマガの本文の書き方ひとつですぐにぶつかってしまうのが「NOT READ」の壁です。
なんとなく読みづらい、そう思われた時点でメルマガは読まれなくなります。
インフォ系の情報収集をしている方は多くのメルマガを購読しているケースが多いので、短い時間でたくさんのメルマガを読む方が多いかと思います。
このような読み方をしている場合、流し読みしていたり、あまり能動的でない読み方をしているので、少しでも違和感であったり読みづらさを感じてしまうと一気に読まれなくなってしまいます。
その為僕は難しいテクニックなどを学ぶ前に、いかに読みやすいメルマガに仕上げるかを意識した書き方を実践してきました。
例えば僕は以下のような書き方のマイルールを設定しています。
- 適度に改行を入れて一行に長い文章を書かない
- 3~4行の文章ごとに行間をあける
- 難しい漢字や表現を極力使わない
これらはどれも簡単な書き方のルールで、体裁をすっきりして読みやすく仕上げるための工夫になっています。
この中で最低限抑えておくべきポイントは、適度に改行を入れる点ですね。
メルマガで改行がメチャクチャな方を時々見かけるのですが絶対にダメな書き方です。
メルマガを読む時の読者の心理状態
自分のメルマガを読者の方がどのようなスタンスで購読しているかは、そのメルマガが有料か無料か、特定の方しか購読できないものか、メルマガ発行者に対する信頼性はどうか・・・といった様々な要素によって変わってきます。
ここでは無料でメルマガ発行している自分がまだそれ程読者から認知されておらず、これから信頼関係を築き上げているところという状況を想定しますが、この場合のメルマガ読者の方は残念ながらあまり能動的に読んでくれません。
これはメルマガに限った話ではないのですが、多くの人は基本的に楽な状態を好み、頭を使いたくないと無意識に考えています。
メルマガやSNSでの情報収集において特別な理由が無い限りは小難しい話をききたくない訳です。
なんとなくメルマガ購読してみたけど、最初だけ少し読んでみたら読みにくかったりしっくりこなくて、ざぁ~っと下までスクロールしていって特に何も頭に残らなかったという経験はあなたにもあるのではないでしょうか?
これはメルマガの内容が悪いというよりも、書き方が悪くて読みにくいと感じてしまったり、どこかに違和感を覚えてしまって”なんとなく”読む気が無くなったのではないかと思う訳です。
とてももったいないですよね。
だからこそ『読みやすさ』が大事になってくるんですね。
腹で語るメルマガを!
僕はコピーライティングを学ぶ前にいろいろなメルマガを読みながら、自分が読んでいて良くないと感じたことを反面教師として自分のメルマガに反映してきました。
これが僕のメルマガの書き方を最初に形成してきたのだと思います。
当初は全くコピーライティングを学んでいなかったのでテクニック的なことは理解していなかったのですが、感覚的にこれはマズいなと感じたのが“受け売りメルマガ”です。
要はどこかで学んだこと、誰かが言っていたことをそのまま言葉だけ借りてきて発信しているメルマガのことですね。
このようなメルマガは、うまく言語化出来ないのですが、なぜか感覚的に「あ、この人は自分の言葉で情報発信してへんな!」と伝わってくるんですよね。
この時点で稼げないメルマガになることは確定です。
そもそも情報発信をするのは誰かに何か伝えたいことがあるから発信する訳で、それが他人の言葉だったらなんだか虚しいじゃないですか。
文章のみで自己表現するメルマガにおいて、偽りの文章を書くなんて絶対ダメだよな、と感じたことを今でも覚えています。
難しいテクニックを駆使できなくても、腹で語ることは誰にでも出来るはず。
まずは自分の考えを発信するという情報発信の原点に立って、読みやすいメルマガを意識した文章をたくさん書いてから、少しづつコピーライティングを学んでステップアップしていくと良いのではないでしょうか。
本来はコピーライティングをしっかりと学ぶべきなのですが、その入口として読者が読みやすい文章を書くという初歩的なことも、意外と見落とされがちなので意識されると良いかと思います。