教材を学んでもなかなか成果が出ない方は、自分がノウハウコレクターになってしまっていることに焦りや不安を覚えているのではないでしょうか?
業界的にマイナスイメージで使われることが多い「ノウハウコレクター」ですが、実はノウハウコレクターからの脱出を目指す必要はありません。
ノウハウコレクターを再定義すると
ネットビジネス業界で長年成果が出ない方を表す代表的な言葉がノウハウコレクター。
明確な定義こそないものの、およそ教材を複数購入した結果、成果が出ていない方を指していると言って良いかと思います。
そこでまだ成果が出ていない方はどうやってノウハウコレクターから脱出すれば良いのかとアレコレ悩んでしまいがち。
しかし、僕はこのノウハウコレクターが悪いことだと思いませんし、脱出しよう!なんて考える必要はないと考えています。
なぜならノウハウコレクターは決して悪いものではなく、僕自身が今でもノウハウコレクターですし、今後もノウハウコレクターであり続けるからです。
ノウハウコレクターに該当する方は多くの教材を購入しているように学習意欲が高い方です。
幅広い知識を学び、実践することは仮にその時の成果に繋がらなかったとしても、今後の活動において自分の引き出しを増やすことになりますから、特に情報発信やコンサルを行う際にはとても大事な要素になってきます。
もし初めて輸入転売に取り組んで、eBayから仕入れてヤフオクで転売する方法でいきなり最初から稼げた方がいたとして、その方が同じ一つの方法だけでずっと稼げた場合、もしかしたら物販の限られた知識以外を一切身に付けることがないまま過ごしてしまうかもしれません。
実際物販系の方はこの傾向が強いように感じます。
一方で長年様々なジャンルの教材を学んで思うように成果が出なかった方が、何かをきっかけに一つのジャンルで成果が出た場合、それまでに学んできた幅広い知識を複合的に活用して一気に稼ぎのステージを駆け上がることも十分あり得るので、僕は断然後者の方が将来性があると思います。
ノウハウコレクターとは常に新しいことを学ぶ意欲がある方、幅広い知識を持っている方、と定義した場合、ノウハウコレクターって素敵な事なんじゃないでしょうか? 脱出する必要はありません。
参入ジャンルやノウハウは相性が大事
ノウハウコレクターの中には本当にマズいケースの方がいるのも事実です。
それはノウハウを学んだつもりになって何も実践せずに分かったつもりになっている方です。
実践を伴わない学習は「分かった」のではなく「知っている」状態になっただけ。
これではこの先も学んだことが活かせる場面は訪れません。
しかし、しっかりと学んで実践している方であれば、成果が出なかったとしても何かしら得るものはあったはずです。
そしてネットビジネスで稼げるかどうかに関しては、参入ジャンルやノウハウに相性があるので、たまたま自分に合わなかっただけなのかもしれませんよ。
人によってクリエイティブ系の仕事が向いている方もいれば、ひたすら淡々と作業を繰り返す方が向いている方もいるわけです。
また王道的な正攻法のノウハウが向いている方もいれば、裏技系のグレー手法が向いている方もいるでしょう。
もし自分に合っていないビジネスに取り組んでいたとしたら、それは成果が出なくて当たり前ですよね。
サッカーが下手でも野球のセンスがずば抜けていてプロになる方もいればその逆もあるように、向いていない分野で上手くいかないことは何の問題もありません。
つまり本当に脱出をしないといけないのはノウハウコレクターではなく、自分が不向きな分野からの脱出を考えるべきなのです。
僕がノウハウコレクターを続ける理由
僕はネットビジネスで稼いだお金を教材にガンガン投資しています。
新しいノウハウを学ぶことは知識を仕入れる活動であって、これは情報発信をしていく上で生きてきますし、コンサルの際にも幅広い選択肢の中からアドバイスすることができるのです。
誰かが考えて、実践して、検証した結果の研究発表を購入することで僕は膨大な時間を節約することが出来ますし、自分では到底考えつかなかったような気づきを得られることが良くあるんですよ。
特にネットビジネスは変化のスピードが激しい業界ですから。
ただノウハウコレクターを続ける際の注意点として、あくまでもビジネスの本質であったり、稼ぎの軸となるコピーライティングやマーケティングスキルを高めることがコアであることを忘れないようにしないといけません。
新しいノウハウやテクニックはあくまでも土台が定まっている上で、枝葉として活用すべきだという位置付けなのです。
僕は新しいノウハウを学んだり、実力がある方の思考に触れる時はとてもワクワクします。
最新情報に振り回されていては本末転倒ですが、やはり情報発信の質を高め、幅を広げるためにも、ノウハウコレクターであり続けたいなと思う次第です。
ノウハウコレクターでお悩みのあなた、本当に脱出する必要がありますか?